釣っただけ改め台風キャンプ

solo380

2007年10月31日 00:31


当初目的から大幅に軌道が外れた今回のキャンプ(>_<)

最大の誤算は台風?・・・いえいえオヤジ集団の食い意地だったかも
のっぴきならない会議のため一人出発が遅れたため、今回は現地集合です。
実は前日にカナダ帰りのクーロンさんからピックアップの打診があったんですが、

『天気予報見る限り、小雨程度と踏んだので自走する。』

と返事をしていました。実際、京都市内は快方に向かっているかに思える天候でした。ここで判断ミスその①を犯しています。
積み込みに多少手間取った事もあり出発は午後3時、夜間到着必至です。先発隊を当てにしたオンブにダッコの甘々気分から

ついでの用事もあるし、どうせならツーリングコースを逆走しよう

というよからぬ考えが湧いてしまいました。これが判断ミスその②です。
ところがこのコース・・・

ワインディングロードを含む山坂道なわけで・・・これは選択ミスその①でしょうかね。
出発時点では小雨が降ったり止んだりでしたので

『思ったとおり』何てのん気に構えてたんですが、市内を抜けて山間部にかかるに従い雨脚が強烈になってきました。
次いで風です。少し開けた田園地帯に入ると突風が襲ってきます。今回も

大荷物を搭載したボリショイサーカス状態

ですので、モロにハンドルを取られるんですよね。
まあ、それでも慣れとは恐ろしい物で、走っているとそれなりに対処出来るようになってきます。
おバカですのでそんなストイックな状況に、ある部分酔いしれていたりしたんですが、日没が近づくにつれそんなゆとりが消えてゆきます。
風雨が一向に好転しないどころか悪化する一方の中、何と4時半には真っ暗になってしまいました。(>_<)
が、ここからが本格的な峠越え、しかも1車線区間もあります。
ライダーでなくても車を運転される方ならわかると思いますが、あまりに雨が強いとハイビームで前方を照らすと反射して真っ白でよく見えないんですよね。ところがロービームだとブラインドコーナーがとんと見えない。(-"-)
いらいらする中一向にペースが上がりません。標高が上がるにつれさらに風が強くなってきます。すると風に煽られた木々から、枯葉や枝が道路一面に落ちてきます。

勘弁してくれー!(ToT)/

ちょっとラフに車体を倒すと・・・ずりっと来ます。幸い小排気量なのでパワースライドなんて事は起こりませんが、コーナリング中に風に煽られるもんですから

集中力MAXモード

を維持しないと簡単にこけそうでした。休憩しようにも屋根のある所が殆んど無かったので停止する意味がありません。何度

ここで帰ろう

と思った事か(>_<)
さらに追い討ちを掛けるようにジャケットから浸水が
何とかたどり着いた道の駅で携帯を見ると、先行部隊から遅いので心配してる旨のメールが3件入っていました。無事を知らせるにも圏外で連絡不可能です。
気温は14度でしたが、濡れてしまったので寒くて寒くて・・・

生き残るにはたどり着くしかない

と冗談半分、本気半分で決意し、さらに峠に向かいます。
峠を登り切って下りに入りながら

『何でこんな事してんだろう?』

と、ふと頭をよぎります。すぐさま

何度目だっけ?(^^ゞ

どんだけ失敗しても進歩しません。
その後もフラフラと風に煽られながらも無事に目的地に到着しました。


が・・・



車は在るものの・・・



誰もいないジャン!(ToT)/~~~
(ここまで読んでいただいた方有難う御座います。写真なんて撮れなかったんです)

あなたにおススメの記事
関連記事