実は仕事の進捗具合が全く予想できない3月ぐらいから、5月31日の由良川カヌーツーリング企画に申し込みをしてたんです。
奈良の吉野川、京都の保津川とダッキーではありますが、一応こなしてますので今回の由良川と、残るは和歌山の北山川を下ってみたいと思っているんです。
これらの川は近畿の、『それなりに瀬があって楽しめる川』の代表格たちであります。(北山川は高難易度で別格らしいです。)
近畿では殆んどの所が6月1日から鮎釣りが解禁になるので、一部の川を除いて、実質的に川下りが楽しめるのは5月いっぱいまでです。それ故に由良川ツアーを申し込んでいたんですが・・・
1週間前になっても僕以外で由良川ツーリングに申し込まれる方がいなくて、結局、滋賀県の瀬田川(琵琶湖)のツアーに変更されてしまいました。ここもラフトツアーやボディフロートのツアーが毎週開催される楽しい川なんで、まあ、仕方ないなぁと思ってました。
ところが、金曜の夜になって急遽開催可能になったとメールが入り慌てて準備した次第です。てっきり瀬田川(琵琶湖)だと思っていたんで、DJEBEL君で行くつもりをしてましたので、時刻表すら見てなかったんです。いやはや慌てふためきました。
由良川を選んだもう一つの理由に、エントリーポイントが知りたいという事もありました。条件が合えばツアーじゃなくても個人レベルで行けるかも知れません。
(単独行動は危険です)
実際に行ってみて・・・車がないとちょっと厳しかったです。
それはさて置き・・・
結構早起きして、そそくさと出かけます。近所の小川にはサギ君が来てました。
川の土手(?)には枇杷の木があって沢山実が成ってました。もう少しですね。
ちょっと酸っぱかったり、肉厚が薄いんですが僕は好きです。
で、駅に付いた時間はこんな時間
9時に綾部駅前で待ち合わせなんですが、それに間に合わせるとこの時間の列車しかありません。しかも各駅停車
(>_<)
しかも雨
正直・・・テンション低いっす
(ToT)/
列車の運転手さんが若い女性でした。
珍しいなぁって思ったんですが、どうやら研修されてるようでその後も3人ほど駅のホームで見かけました。
で、到着した綾部駅です。時間が早かったのであたりを散策しました。
広いロータリーに駐車場、駅のすぐ横には立派な温泉施設があり、コンビニ、スーパーも近いです。駅の目の前にタクシー会社もありました。
関係ないですが、NANKAI部品のお店もありました。こっち方面でツーリング中に必要になったら・・・って先ず無いか
ほぼ時間通りにカヌーを積んだワンボックスが現れます。去年、奈良の吉野川でお世話になった
『青空ファン』(旧アルパインリバーガイド)さん、今回も代表の橋本さんがガイドです。
ピックアップしてもらって現場に付く間、いろいろ御話しましたが、最近はカヌーツアーは下火で苦労されてるようです。流行り廃りの波があって今は下り調子だそうです。ツアー中にも言われてましたが、以前はこの由良川も週末になれば沢山のカヤッカーで賑わったのに、最近は殆んど見かけなくなったと仰ってました。みんな何処いったんだろうと寂しげでしたね。
それとエントリーポイントが知りたければ、やはり『川地図』が一番だそうです。
そうかあ・・・川地図ねぇ(゜o゜)
情報が古い部分があり、護岸工事で変わっちゃてるとか色々聞きますがやはり基本らしいです。まあ、バイクツーリングでもマップル持って出るんですから当たり前なんでしょうね。
まず到着したのはゴールポイントでした。ここで女性のためにテント立てて着替えルームを作られます。
今回のツアーを可能にしてくれたのは神戸の男女4人組の方々、職場の同僚さん3人と、そのうちの一人の妹さん姉妹でした。彼らは車で来られてたので、ゴール地点に車を置いておきます。
着替えが済んで、ようやくエントリーポイントへ・・・
この空き地が準備ポイント。奥の方に看板があります。
釣り人とカヤッカー双方への注意書きでした。
準備が整った所で事前の安全講習です。今回二人の方が全くの初心者です。さすがに女性はガイドの橋本さんがリンクスの前に乗せることに・・・いわゆる『御姫様シート』ですのである意味無敵です。もう一人の長身の御兄さんはしっかりレクチャー受けてましたが・・・スプレースカート付けて完璧装備・・・これって無茶じゃないかなあ
(^_^;)
自分が初めてカヤックに乗った時を思い出すと、先ずまともに進めない。次にちょっとでも横から流れを食らうと簡単に
『沈』するんですよね。
まあ、今回は二人レスキュー体制で臨んでくれてるので・・・ホンマにだいじょぶか?
橋本さんも直前までダッキーにしとくかと聞いてましたが、何も知らない初心者にや返答できないんですよね。(僕がそうでした)
で、かって知ったる僕は、ちゃっかり『タイストラップ』装着です。
(^^ゞ
わはは・・・いったるでぇ~!(
テンション急上昇っす)
講習も済んでいよいよスタート。お船を河原まで運びます・・・
が、これが結構長い。オマケに雨でぬかるんで
(>_<)
ストライク1(ダッキー)も結構重くて・・・一番しんどかったなあ
最後は土手から放り投げます。
さてここがエントリーポイント・・・河原と言うより岩場です。
え~っとぉ・・・いきなりそれなりの瀬が続いてるんですが・・・初心者イジメかもよ
先ずは瀬の直前のトロ場で練習です。初心者の彼は結構上手く漕いでます。15分も練習した頃にはターンも出来ていました。やはり若いと飲み込みが早いんかなあ
他の人も楽しんでました。
この頃になると雨も止んで晴れ間が出てきました。
さあ、いよいよスタートです。ちなみに僕は最後尾
瀬に入る直前にガイドの橋本さんが立ち上がってコースを確認。先行したもう一人のガイドさんと確認を取り合います。この辺は万全の体制です。
あちゃ~~
やっぱ初心者にいきなりは無理です。
(>_<)
スプレースカートに手間取ってそれなりに流されてました。
本人は早めにダッキーにつかまりましたが、お船はどんどん下流へ。
追いついて水抜いて再スタートです。彼はその後も4回ほど『沈』しましたが、弱音を吐くこともなく完走しました。この川で4回で済んだという方が凄い事です。ちなみに水量は毎秒15トンです。この川としては標準的な量だと言う事です。
小さな滝があったり・・・
支流との合流があったり・・・
瀬があるところでは偵察待ち。
ウグイスの声に耳を澄ませてマッタリ・・・してたら、激しいバイクの騒音が
(>_<)・・・国道27号線のすぐ下ですからね
御昼ごはんは途中の河原です。ゴツゴツした石が多くて、薄いカヌーシューズでは足が痛いです。
この辺は要改善課題・・・サンダルで解決するんですけどね。
晴れた河原で食べるコンビニ弁当もそれなりに美味しいもんです。
風は涼しくて・・・体が冷え切る前に再スタートです。
こんな所では・・・
当然の如くレスキュータイムがあります。
それなりに御手伝いした後は暇ですので、ホールに突っ込んで回転してみたり、ちょこっとサーフィンしてみたりとタイストラップを付けてることを最大限に楽しんでました。
(^_^)v
最後の瀬も済んでトロ場になって御遊びタイム。カヤックをいかだに組んで、その上を走行実験
結果は・・・まあ、
御約束どおり
その後は僕の借りてるストライク1に5人乗るとか、さらに立ち上がるとか・・・さんざん沈に再乗艇の繰り返し・・・おじさんにはさすがに応えました。
(ToT)/
過積載と
過牽引・・・これくらい出来ないとガイドは務まらんのでしょうね。
ゴールについて着替えていると、綾部高校のボート部の練習が始まりました。競技艇はさすがに速かったですね~
着替えも済んで、綾部駅まで送ってもらいました。お空は快晴です。
温泉でもと思ったんですが、ちょうど15分後に急行がありました。このチャンスを逃す手はありません。
結構早く終わりました。後でGPSを見たら。川にいたのは2時間ほど、距離にして約8Kmでした。結構楽しめましたね。最後は握力が落ちてましてから
帰りの車窓から遊んだ川を・・・っとシャッタータイミングが
親父一人の飛び込み参加したみたいでしたが、十分満足・・・実はしてません。
(^^ゞ
増水した奈良・吉野川のダイナミックな瀬を体験したからかも知れませんが、スリル感がイマひとつ・・・
帰りの車の中でもしきりに北山川に誘ってもらったのもあって・・・心は既にここにあらずです。
それと技術面の課題が・・・おふねの性能に多大に助けらているのがはっきり実感出来てしまいました。
隠れ岩を見逃したり、結構、あちこちゴリゴリと岩に摺ってしまいます。ダッキー、それもAIREのストライクという高性能艇だからこそ平気ですが、ファルト(フレームカヤック)だと確実に破損させています。もっともっと経験と技術を積まないと駄目ですね。
さて、電車では疲れも出ていねむってましたが、京都に帰って・・・
ナハハ・・・またしてもラーメンです。近くにあったラーメン屋さんが引越しちゃったのでついでに食べに入りました。ショッピングモールの中に入っちゃたんでDJEBEL君で簡単に食べに行くことが出来なかったんです。でもこれはついで・・・
真の目的はモールの中にある大きめの本屋さん、そう、川地図探しに来ました。
でも、あちこち見たんですが・・・ありませんでした。
ネットで見つかるかなあ・・・
(@_@;)
さて、川とはしばらくお別れ(?)かもしれませんが・・・今月は忙しくなりそうです。修行しないといけない項目ばかり・・・体はともかく・・・御財布が心配です。
えっ?仕事?
・・・
ま、なんとかなるッショ(^^ゞ
(既に心ここに在らず・・・デス)
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