カウリングの修理3

solo380

2006年12月04日 22:49

昨日は天候がまずまず・・・出かけようか否か非常に迷ったんですが、遊ぶためのマシンが不動のままではイマイチ宿題を残しているようで(>_<)

さくっとやっとこ

てなつもりだったんですが・・・あにはからんや
先ずは溶着状況の確認から

今回は外からは見えないところなんで、多少は気にしない・・・でも欠けは厳しいなあ

次に補強材の切り出し。今回は2mm厚のアルミ板とアクリル板を使いました。曲面が多いので型取りして切り出したんですが、こいつが意外に時間がかかりました。
そして先ずはアクリル板から加工します。


お鍋で煮てます。(^^ゞ
柔らかくしようと言うわけですが、これだけでは無理です。アクリルが軟化するのはもうちょっと高温です。余熱程度だと思って下さい。


さらにドライヤーでかんなり暖めてやります。普通にやけどしますのでラジペンなんかで摘んでやります。写真は形成後で冷めてますので手で持ってます。ヒートガンがあれば楽なんですがね。


熱いうちに押し付けて形成します。力任せに押すと、カウルが割れます。


熱形成後です。完全密着が理想ですが、程ほどで妥協しておきます。要はステー代わりになればOKです。


こちらは切り出したアルミ板です。曲面にあわせて万力と手で曲げてあります。


接着するために表面を軽く荒らしてやります。表面積の拡大ですね。


受け側も同様に軽く表面を荒らします。


接着剤は二液性のエポキシ樹脂です。接着力も強く、硬化後の強度も高いです。でもそれだけに失敗が許されません。


A剤、B剤とも同量を取り、へらで素早く混ぜます。5分で硬化が始まり、15分で実用強度に達します。手際を要求される場面で緊張します。(>_<)


ずれると厄介なのでクランプで固定します。将来メンテナンスのために分解できるように片面だけ接着しました。


反対側はネジで留めて取り外せるようにしておきます。これで

完成です。\(^o^)/

が・・・後ろ側に変な穴が開いてる?

実は失敗しました。(^^ゞ
ドリルで穴を開けていたら・・・バキッとものすごい音がして


裏側の補強用のアクリル板が割れちゃいました。(ToT)/

アクリル板は硬度が高い分、”もろい”んですよね。あせってドリルを強く押し過ぎちゃいました。
幸い半分は残ったんで残りで留めておきました。(>_<)



まだまだ修行が足りません。(ToT)/~~~
(穴はビニルボンドで塞いでおきました。)

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