ああ、勘違い!DJEBELバッテリー

solo380

2007年11月20日 02:09

一気に冷え込みましたね。京都も北部の山間部では今年初めての積雪になりました。

バッテリー不調のDJEBEL君ですが、未だソーラーパネルは搭載してません。
昨日はセルモーターを回せましたので、今日も大丈夫だろうと・・・ところが、やはりと言うかエンジン始動に至りません。如何に冷え込んだといっても


これはおかし過ぎる(--〆)


急いでましたので、お決まりの押しがけで始動します。
このところ儀式のようになってます。(>_<)
走りながら、つらつら考えました。

1、走行しないで放置するとバッテリーが弱る。
2、走れば12Vまで充電出来る。
3、セルモーターを回すと一気に電圧が下がる。
4、放電間隔が気温の低下に伴い、一気に短くなった。

これらはバッテリーが放電しすぎて電気容量が低下している事をうかがわせます。通常なら補充電が必要な状態です。そう、通常なら・・・



忘れてました。
僕のDJEBEL君は通常の状態では運用してません。!!

ああ~、何で思いつかなかったんだろう
バッテリーの充電容量が低下してしまっているんです。

そもそも僕のDJEBEL君は125ccの小排気量車です。にも係らず、冬場は電熱ウェア、夏場は電気クーラーBOXを利用するために省電力化を図りました。具体的にはブレーキランプ&ナンバー灯のLED化と、ヘッドライトのON-OFFスイッチの追加です。特にヘッドライトのOFFによる55Wの省電力化はかなり大きなものです。
ところが・・・どうもこいつが仇となったようです。
ヘッドライトを消しても、電熱ウェアや電気冷蔵庫を使っていれば問題なかったんでしょうが


この夏中、意味も無くヘッドライトを消したまま走ってました。


余剰電力はレギュレートレクチファイアが熱に変えて放出できると思っていたんですが、どうもそうではなかったらしい。すなわち

ひと夏の過充電

を行ってしまったんです。(>_<)
まさに


過ぎたるは及ばざるが如し です。


バッテリーに過充電を行うと

           +電極                   -電極
充電 PbSO4+H2O→PbO2+H2SO4   PbSO4+H2O→Pb+H2SO4

という化学反応が飽和し、H2O(=水)を電気分解し始めます。つまり、どんどんバッテリー溶液が無くなって行き、バッテリーが小さくなったのと同じ状態になってしまいます。

僕は、てっきり電気を使いすぎてバッテリーが空になったと思ったんですが、全く逆で充電し過ぎていたんです。(>_<)
とてつもない勘違いしてました。

早速実証・・・

取り外したバッテリー。MF(メンテナンスフリー)の密閉型です。中が見えません。

普通はしちゃダメなんですが、密閉キャップをはずして中身を確認します。


       ダメ               だめ            かろうじてOK

調べてみると6セル有るうちまともなのは1セルのみでした。
かなりのダメージを与えてしまったと思われますが、対応策はただ一つ。バッテリー用水を足す以外にありません。


そう言えば職場に買い置きがあったなあ

なぜ職場にバッテリー用水があるかは秘密です。
何処まで復活するのか?案外興味があったりします。
それはさて置き、お高いソーラーパネルをどうしたものか・・・

1、そのまま付ける。
2、充放電コントローラーを足す。
3、他に転用する。
4、乾電池型充電池の充電に使う。

手っ取り早く『2番』でしょうかね。でも『4番』も捨て難いです。
さながら走る大型充電器・・・



う~ん・・・





何処へ向かうんだ我がDJEBEL(ToT)/~~~
(車買った方が早そうですね)


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