公共インフラ崩壊時の電源②

solo380

2011年05月25日 20:00

ダイナモ発電、燃料電池、ゼーペック素子と色々有りますが、個人が実用的に携帯できる物の最有力候補はやはり



ソーラー発電!


しかし、しかし・・・

ソーラー発電の最大のネックは、天候は言わずもがなですが、実は



発電量が小さい、重量と体積が大きすぎる


ってことにあります。
で、どうするかって言うと、手っ取り早く二次電池と組み合わせて”セカンドバッテリー”という位置づけ(=商品)にされているんです。
単位時間当たりの発電量が低いですから、ゆっくり発電した物をリチュウムイオン電池などに蓄えておき、ある程度蓄えられたら他の機器に充電すると言う方式です。消費する機器と充電サイクルが合致すれば恒久的な電気の補給装置となり得ますが、如何せん、発電そのものが貴方任せの部分が大きいのと、使用量に見合う大きさがネックとなります。
自分が可搬できる最大サイズの選択と、可能な限りの省電力化が勝敗を分けるわけです。
商品を選択する時の一つの目安は、蓄電バッテリーの容量です。~mAhって書かれてますのでそれを参考にするしかないですね。例えばニッケル水素のエネループだと単三1本で1,900mAhですからそれの何倍とか、携帯のバッテリーの容量の何倍とかでしょうか・・・
それと充電に要する時間です。この辺は商品によって書き方にムラがあります。15時間って書かれてたら3日はかかるので、使用機器に3日のリズムで間に合うのか・・・やはり”賭け”の部分が大きいですね。

ええ~!ちっちゃい携帯充電器売ってるじゃん(-"-)


ええ、売ってますよ。でも災害時に使い物になるかと言うと・・・1回ぐらいなら使えるかもね。
ソーラー発電商品はちまたに溢れ、特に腕時計では電波時計機能と共にメジャースタンダードになってます。特に腕時計では一度満充電にすると半年持つとか2年もつとかってカタログに書かれてたりします。それ故、凄く高性能になったように錯覚しがちですが、実は時計の省電力技術が飛躍的に進歩している部分が大きくって、発電能力の向上は・・・おお、このネタも書かないと。新たに時計2本も買っちゃったしなあ・・・

まあ、何はともあれ、現在のソーラーパネルの性能では単独で家電機器をドライブする能力はとても出せないのが現状です。面積を馬鹿デカクすれば可能ですが、とても個人じゃ持ち運べなくなります。(物理的には可能な商品は沢山ありますが・・・多分運びたくない微妙な大きさです。)


iCharge DX



【BRUNTON】Freedom Portable Power
 防水仕様のアウトドア向き!


大容量ソーラーチャージャーバッテリー 12000mAh



Voltaic(ボルタイック)フューズソーラー充電器 silver




サンパックイオン(スイス製)



探せばまだまだ出てきますね。もう、キリがありません。
ただ、こいつらには大きな弱点があります。そう、充電池の耐用限界=500回の充放電リミットです。
リチュウムイオン充電池はメモリー効果も少なく、高容量と一見便利なんですが、ユーザーが気軽に交換できないと言う大きな欠点があるんですよね。つまり、2年ほどでアウトになります。(ToT)/

で、ここからはちょっと趣向の違う商品たちです。ソーラーパネルで単三型充電池その物を充電するタイプです。電池容量が小さい一方で、汎用的な使い方が出来ます。


エネループ ソーラーチャージャー
 結構なお値段します。


パワーフィルム
 比較的良心的なお値段かも


バイオレッタソーラーギア
 老舗中の老舗

このタイプも探せば他にも出てきますね。
どのタイプのソーラー電源にも言えることですが、充電期間のタイムラグ無く使いたい時に使えるようにするには、充電池のコンディション管理が必須条件となります。
ですから日常的に使えているのが最も理想的な状態と言えます。ちなみにソーラーパネルの寿命ですが、お屋根に乗っている本格的な物は別として、これらのポータブルタイプは3年ほどらしいです。
皆さんは頑張ってみます?






僕にはNO GOODっす(ToT)/~~
 どう考えてもメンドクサすぎ

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