The Speedy Stitcher
アウトドアショップなら大概見つけることが出来る
”ステッチャー”です。
意外にお値段が高いのと、めったに出番が無い商品です。
が・・・
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個人的には
”たま~に”ですが、便利に使っています。(^^ゞ
今回も
愛用の”ボロかばん”の肩ベルトが根元から抜けちゃいました。
古くなって縫製の糸がほつれて取れちゃったんで、仕方が無いといえば仕方が無い経年変化です。実はこのかばん元値は¥1000円しません。ですから
治す価値もない
と言えなくも無いんですが、毎日使って慣れちゃってるもんで、捨てきれないんです。実は何だかんだで3回目の補修だったりします。
この際、穴があくまで使うつもりです。(^^ゞ
ステッチャーですが、この手の商品を使い慣れてる方や、趣味で皮細工をされてる方以外は使用法が案外解かんないんじゃないですかね。
ドリルのチャックにあたる先端部分を外すと収納されている針が出てきます。
針には糸が通る穴は勿論ですが、針に沿って糸が引き出せるように縦溝が刻まれています。そこに糸を通してチャックで針を固定します。この時糸がスムーズに引き出せるようにセットすることがポイントですね。
お尻のところにはミシンのボビンと同じように糸が巻かれて収納されています。
縫い方は一度貫通させて糸を引き出しておきます。この時ケチらないで十分糸を出しておきます。縫うものの幅の1.5倍以上、最後に糸を結ぶ時に力が掛けれるだけの
”ゆとり”が必要です。
2針目以上は糸を引き抜かず、針を戻す際に出来たループ部分に初めに引き出した糸を通して引き抜きます。後はこれの繰り返しです。
糸に松脂が塗られていたり、常に本体の部分で糸に適度に抵抗がかかるように出来ているので作業はやり易いです。シンプルな構成ですが、よく考えらて作られている良い道具ですね。
最後の部分は両方の糸を結べばお仕舞いです。結び目の仕上げを気にするなら、縫い初めを表側になる方から縫い始めると結び目を裏側に持ってくることが出来ます。
これにて¥1000円のカバンが延命されましたが、お裁縫が苦手なので
さらにボロく仕上がりました(>_<)
(さすがにスキルが上がるほど出番はありません。)
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