先日はテント内暖房についてそれなりに考えて見ましたが、装備容量を考えた場合、テント丸ごと暖房はかなり非効率です。
要は『安眠』できれば良いわけですので
シュラフさえ暖かけりゃ良い
のであります。
当然の帰結として冬用シュラフを使うべきなのですが、バイクでキャンプを前提にしていますので、装備容量がそれを許しません。
普通に考えれば
、『高機能素材』をレイヤード(重ね着)すれば何とかなりそうです。冬用シュラフシーツ、シュラフカバーの類ですね。
僕も当然フリースのシュラフシーツ、ゴアテックスのシュラフカバー、さらに
AMK(アドベンチャーメディカルキット) サーモライト2 ヴィヴィザック 1人用
を導入しました。しかし、このヴィヴィザックの素材は
スペース暖シートと同じようで通気性が殆んど有りません。足底部に僅かにメッシュ窓があるだけです。暖かさは良好なのですが、
秋の焚き火キャンプにて結露に悩まされました。エマージェンシー用としては良いでしょうが、常用はちょっと辛いです。
そして、冬キャンプを実践された方は体験として御存知の通り
『レイヤードだけじゃ無理』なわけで、
カイロや湯たんぽが必須です。
限られた保温能力で安眠しようとすれば、当然、加温無しではやってられません。
一方バイクでの雪中ツーリングを考えてみると、雪の中、走行風を浴びながら何時間も走行するわけですから、やはり加温するのがベストです。
バイク専用と割り切れば、電熱ヒーター服の類があれば走行中は全く問題ありません。しかし、一度バイクを降りてしまうと
全く役に立たない余剰装備です。
キャンプ用暖房との共用を考えると・・・やはり
『カイロ以外に考えられない!』のであります。
バイクで走行する場合、最も困るのは手足の指先の冷えです。靴の中にカイロを入れるのは専用品に頼る事になります。使い捨てですが仕方が無い所です。グローブに目をやると、有名な所では
HONDAのダブルヒートグローブ
があります。小型の使い捨てカイロが手の甲と手首の二箇所に内装出来るようになっています。かなり効果的なようなんですが、こんな調子で使い捨てカイロをバカスカ利用していると結構な量を搭載する必要がありそうです。
トータル装備容量を減らすには、やはり
カワサキ(KAWASAKI) ポケットウォーマー
このタイプの小型の触媒型カイロ以外に無いでしょうね。
発熱量、持続時間とも使い捨てカイロなんかの比ではありません。上手くいけばグローブにも入るかも?
問題は、果たして何個使うかです。(^^ゞ
両手でしょ~、両胸(走行風がまとも)でしょ~、腰も冷えるし~、両太腿も欲しいな~
腰は通常のハクキンカイロ(ジッポーブランド)を使うとして・・・
6個ってか!
(ちなみにお値段¥16,980(税抜き)也)
値段はさて置き、さすがに6個もシュラフに投入するとなるとちょっと怖いです。
なんだかなぁ・・・どうにかならんかいな?(;一_一)
で、ふと思い出したのがこちら
先日ばらした電熱グローブのヒーターユニットに採用されていた
『導熱性布』です。
(超長い前置きようやく終了)
こやつ、何故に導熱性布か解かるかというと、縦織糸に細い金属線が何本も混紡されているんです。
調べてみると電子部品の放熱を目的とした材料のようです。耐熱性も高く、ものによっては200度近くまで耐える物もあり、電子部品用だけあって絶縁性にも優れた商品のようです。
通常テープ状で販売されているようですが、さらに調べてみると、
衣料用材料として布地としても販売しているようです。
熱源を触媒型カイロとし、この導熱生地でベストやシュラフシーツを縫えば、少ないカイロで効率よくマイルドな暖房が出来そうです。
ただ・・・
残念な事に・・・
紹介サイトが中国文でサッパリわかんない(ToT)/~~~
(中国ってだけでちょっと信用できないし・・・)
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