遅い夏じまい
グリーディーのメッシュジャケット。出しっぱなしでした"^_^"
パットを抜いて・・・ニクワックスでお手入れします。
左から洗剤のテックウォッシュ、TXダイレクトイン、TXダイレクトスプレー
どんなに優秀な透湿防水生地でも表面が撥水力を失うと、水のバリアが出来てしまい蒸散出来なくなります。結果衣服内部はムレムレになってしまいます。ゴアッテックスとて例外では有りません。
そこで撥水処理のやり直しです。ニクワックス製品は、ゴアテックス指定の撥水処理となっています。
一般的にはフッ素系スプレー&低温アイロン処理が多いでしょうが、あまり長持ちしませんよね?
僕も長らくこの方法でしのいで来たんですが、今年から「巷で良いと評判の高い」ニクワックス製品を使ってみました。
使い方は
1、テックウォッシュで洗う。
2、脱水せずにTXダイレクトインを入れて全体をコートする。または、
濡れたまま取り出しTXダイレクトスプレーをかける。
3、陰干しする。
と、書いてしまうと簡単です。...が、
めんどくさいですね。(^_^;)
効能書きによると、ゴアなどの生地は販売時点(または紡績時点)で既に優秀で強固な撥水処理がされているのですが使用を重ねるに従い汚れが付着し、撥水力を低下させるそうです。したがって洗浄して汚れが落ちるだけで撥水力はかなり回復するそうです。
しかし、通常の洗濯用洗剤はリンス剤(=シリコンオイル等の油分)を含んでおり、かえって撥水力が低下してしまうそうです。そのため専用の油分を含まないテックウォッシュで洗いなさいということになります。
洗浄だけで撥水力が回復しなければTXダイレクトインやスプレーを使いなさいと続きます。
使用感ですが、
TXダイレクトイン&スプレーとも水溶性のエマルジョンの様です。平たい話、水性ペンキの類に似ています。もしくは
木工用のボンドかな?。乾いた後は耐水性になる物質ですね。真っ白な乳液の中で洗濯物が回ってました。ダイレクトスプレーはTXダイレクトインをかなり薄めたような色です。どちらも乾き始めると少しネチャネチャしだしますが、完全に乾くと、まずまずサラッとします。
え~、ここで書いて良いのかどうか解りませんが・・・・
ニクワックス製品たち...効果は高いのかも知れませんが
「匂い」が最悪です。(-"-)
乾いた後も何ヶ月もずっと臭い続けます。段々薄くはなりますが・・・(ーー゛)
この春に、10年使ったモンベルのゴアの合羽とゴアのパーカー、バイク用の3季用ジャケットを処理したんですが、ゴアの合羽は以外に早く水を弾かなくなりました。バイク用に使ってるので汚れが早いのかも知れませんね。フッ素スプレーとあまり変わりませんでした。パーカーの方は雨に合う頻度が少なかったためか新品のように弾いてました。通気性は落ちていないようです。
匂いがね~(ToT)
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