気休め(オイル添加剤)

solo380

2006年03月06日 00:11


オイル交換に使ったオイル。DIYショップを中心に1Lで¥1000円ぐらいが相場ですね。ヤマハのフェローオイルもいい感じですよ。お値段もほぼ同じ。ちょっと違うのは粘度ですね。ホンダのS9は10W-40(または20W-40)、ヤマハのフェローは10W-30です。粘度の低い方が燃費が上がるんですが、RVFと共用してるので敢えて硬い方を入れてます。V4エンジンは高温になりやすいのでマルチグレードでも硬い方が調子がいいです。
省エネの機運からオイルのグレード設定が変更になって久しいです。車から離れて久しくなるのでトンと知りませんでした。いまだにSFやSGグレードで考えてしまいます。(^^ゞ
二輪の世界ではクラッチをオイルに漬けている「湿式多板クラッチ」が大多数ですので、自動車用の低摩擦オイルではクラッチが滑ってしまいます。従って2輪専用オイルを使う必要があります。MAグレードとMBグレードがあり、摩擦特性に優れたMA、高せん断性に優れたMBと分かれます。
ホンダのS9はMBグレードです。

元来、エンジンオイルは鉱物油や合成油をベースに色んな添加剤が加えてあるので人によってはオイル添加剤に否定的な方も少なくありません。多分、オイルメーカーも進めてませんね。(^^ゞ

それでもオイル添加剤を使う理由は、少しでも高出力で燃費がよく、さらにエンジン寿命までも延ばしてやりたいと思う方が多いせいでしょう。

でもこのオイル添加剤の世界はホントに混沌とした世界です。珠玉混合、バッタもんもあれば本物も混在してます。きちんとした公的機関や消費者団体が性能評価して出してもらえませんかねえ。
ほとんど口コミや経験でしか判断付きません。(--〆)

新し物好きですので今までそれなりに試してきました。まあ、取っ掛かりはご多聞に漏れずテフロン系の添加剤からでしたね。
最近ではこれ

安いので結構使ってました。確かに振動も減りますし、ニュートラルもスムーズに出ます。ただ持ちは良くなかったですね。3000Kmのオイル交換時期にきっちり性能低下を体感しました。こんなもんだと思って使っていたんですが・・・色々ネットを見ているとどうもこの製品塩素系の添加剤らしいことが解ってきました。塩素系は金属表面を溶解して平滑化することで摩擦を低下させます。従って長期間利用すると各摩擦面の部品クリアランスが拡大=磨耗する可能性が高いとの事。これじゃ本末転倒、速攻利用を中止しました。(ToT)

で、他にいいのが無いかなあ~と探していて出会った所がここ
車のエンジンオイルと添加剤のホームページです。

ここで紹介されているGRPなる製品・・・共晶皮膜ですか・・・言葉自体の正確性はともかくとして何か良さげです。しかし値段が高いです。
他にも無いかなあと探して出会ったのがIXLです。こいつも皮膜形成系らしいです。こちらは何とか経済的に妥協できる値段です。しかも量り売りなんかがあってちょっと嬉しい。
まだ利用して日が浅いですが今の所良好な印象。このあとどうなるかは分かりませんけどね。(^^ゞ

ま、どれも気休めと思って入れてます。だって

今までエンジン寿命まで乗ったことが無いもんで(^_^;)

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