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仕事を定時+アルファで何とか終え、そそくさと帰宅。さっそくカバーを外し、とりあえず準備はOK?
京都からフェリーで北海道へ渡るルートは「陸走~函館」以外は2種類あります。
2年前までは高速艇は敦賀~苫小牧ルートしかなく、舞鶴~小樽間は30時間もかかってました。
しかし、昨年からは両ルートとも高速船が就航し、20時間で結んでいます。また、インターネットで予約&決済が可能となりましたので随分便利になっています。以前は電話で予約しておいても当日に乗船手続き、運賃支払い等列を成して並ぶ必要がありましたが、今では予約番号を受付で告げるだけで往復分のチケットを一度に受け取れます。
今回は昨年に続き舞鶴~小樽間の往復を利用しました。出向は0時40分、出航の90分前に手続きに来いとアナウンスされてますが、前述の乗船手続きの簡素化のおかげで結構ギリチョンでも間に合います。とはいっても、京都中心部から舞鶴のフェリー埠頭までは約2時間はかかりますので、途中でのアクシデントに備えやや早めの9時にスタート。
天候は曇りで非常に蒸し暑いです。
途中の道の駅で小休止。10時ぐらいですのでだ~れも居ません。おそらく京阪神の殆んどの方は高速道路で舞鶴を目指されるんでしょう。
市内を抜けると山間部ですので気温はやや下がり、長袖も左程苦痛になりません。
その後も雨に降られることも無く、無事フェリー埠頭へ。到着時間は予定通り11時です。
「また今年も10番以内かな~?」
などと高をくくって到着すると・・・ついて
ビックリ。既に30人近く並んでます。(・o・)
こうなると俄然あせったりするんですが、出航は同じ時間ですからあせった所で全く無意味(^_^;)
その後はすることも無く、落ち着きを取り戻して時間まで待ちます。
0時を少し回った辺りで、乗船開始のアナウンスが聞こえた途端、一斉にバイクのエンジンに火が入ります。
俄然、緊張が高まり
「さあ、行くぞ~!」と言う空気が辺りを包み込みます。
なんかまるでレースでも始まるかのような緊張感です。ただ単に船に乗り込むだけなのは十分解かっているんですが、でもこの時の高揚感は何度味わっても良いものです。(^_^)v
船倉に入ると順次指定された所へ停車し、大きな荷物を開装開始・・・
実はここからが競争のスタート(>_<)
一等以外は場所取り合戦の開始です。僕はゆっくりしたいので2等寝台を毎回利用するんですが、競争こそありませんが、
「運」があります。(^_^;)
寝台の上になるか下になるかで随分利便性が違うんです。長旅で荷物もそれなりに持ち込みますので上のベッドが当たってしまうと結構メンドクサイんですよ。
今回は無事下のベッドに当たってラッキー、と思ったんですが意外に乗客が少なかったようで僕の上段のベッドには誰も来られませんでした。おかげでのんびりできました。
ベッドが確定するとさらにもう一つの競争が待ってます。それは・・・
お風呂
フェリーのお風呂は結構広くて快適なんですが、洗い場が限られてますのでのんびりしてるとあぶれちゃいます。ちょうど出航時は皆さん陸に別れを告げるべく、デッキで余韻に浸られるんですが、それが終わる外海に出る頃にお風呂が混雑します。早めに入るか、思い切って遅らせると問題ありません。翌日も結構早くからお風呂は開放されてますので、あせって入る事もありませんが、暑い中長袖で走ってきていますのでやはりサッパリして眠りたいものです。
今回は4度目ですから、デッキには出ず出航は浴槽のかなでマッタリ味わっていました。(^_^)v
風呂から上がれば何もすることなくゆっくり眠ることが出来ました。
新造船という事もありますが、大型船はやはり快適です。続く・・・
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