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出発したのは、およそ8時。既に太陽はかなり高く上ってます。
ゆっくり出発したわけは
温泉に入る\(^o^)/
ためです。前日割引券を貰った
”豊富温泉”は全国の温泉の中でもかなりの
変り種であります。
24時間OKの無料温泉ではないので、施設がオープンする時間に合わせる必要があったんです。たぶん、10時ぐらいにいけるんじゃないかとの目論見から出発時間を遅らせました。
キャンプ場を出て早々
名も無い牧草地なんですが、タンポポが一面に咲いてました。ヒマワリや菜の花、蕎麦、ジャガイモの花は結構見るんですが、タンポポはあまり見かけないのでつい見入ってしまいました。
40号線と合流してからはひたすら南下して行きます。右手にはサロベツ原野が広がっています。
実は今回の北海道ツーリングでは一冊の写真集(?)を忍ばせてきました。
ツーリングマップルを監修する小原信好という方が取り貯めた写真を集めた
「北海道絶景ロードセレクション」という本です。現在は
「北海道絶景ロードセレクション2」が出ています。
今回のツーリングではこの写真集に出ている景色の幾つかを回り、
あわよくば同じような写真を撮りたいと考えています。
ま、へっぽこですので先ず無理ですが、
偶然てのもありますしね。(^_^;)
紹介されている
”宮ノ台展望台”へ向かいます。きっと利尻富士も見えるはずです。
意外にあっさり見つかりました。ここは駐車場があって、トイレがあって、東屋があって、展望台があります。
だ~れも居ませんでしたが、悪天候時には
緊急避難場所として最適かもしれません。
たぶん、ライダーハウスより快適です。
え~、同じようなアングルのはずですが・・・雲が多くなって・・・
利尻富士なんて何処にも無い(>_<)
わざとハチさんに写ってもらいましたが、本来ならこのハチさんのやや右手に利尻富士が見えるはずです。
今回は諦めるしかないですね。しかし、それにしても広大な湿原でした。
展望台を後に次は
”豊富温泉”を目指します。国道の案内板に従い84号線に移り、ほどなく走ると豊富温泉
街に誘導されます。
ここはホテルや湯治宿泊施設がある小さな温泉街になっていました。ホテルでも入浴割引が使えたんですが、
”ふれあいセンター”で入浴することにしました。
着いてみると、どうやら朝の8時くらいから入浴できたようです。
もっと早く出発すればよかったとは思いましたが、今更仕方ありません。
で、入ってみると・・・
強烈な灯油の臭いがします。
ここは石油採掘時に湧き出た温泉だそうで、油分を含んでいます。お湯の色は茶色(金色と言う人も居ますが・・・)で湯ノ花が強烈です。レンガが敷き詰めてあると勘違いするほどタイルの上が湯ノ花でざらざらになってました。
湯船のお湯の表面にはうっすらと油が輝いています。温泉の成分表が出ていたんですが、単純塩泉としか書かれていません。
この油は???
謎は残りますが、それなりの時間で切り上げました。理由は・・・
気分が悪くなったんです。(-"-)
バイクいじりが趣味ですので、それなりに揮発油系には耐性があります。それにしてもこうも吸入させられたんでは堪りません。
実はしばらく頭痛すらしてました。
僕の気のせいかもしれませんが、あまり人にはお勧めできませんねえ
個性的なのは間違いありません。
さて、頭痛に悩みながらも84号線から121号線に入り、再び北上して今度は
”宗谷岬”を目指します。
何故にそんなマイナーなルートを選んだかと言うと、途中の
沼川という町にある
”サングリーン食堂”がお目当てです。
お気づきかも知れませんが、朝の缶コーヒー以外、口にしていないんです。サングリーン食堂の
”わさびラーメン”を
ベストなタイミングで食べようと言うのが
午前中の最大目標だったりします。(^^ゞ
僕はかなりラーメンが好きなんですが、残念な事に
北海道のラーメンが口に合わない(-"-)んです。
色々食べては見たんですけどね・・・駄目なんです。どうも麺が力強過ぎてスープとマッチングが悪いとしか思えないんです。さらに海鮮トッピングが激しいものは受け付けられません。まあ、単に好みの問題なんですけど・・・
そんな変屈な僕を引き寄せる
”わさびラーメン”
さて、お味は如何に?(^_^;)
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