2005年10月12日
香りの記憶
今週末は仕事もあり、地域行事のお手伝いもあったりして遠くへ遊びに出られない。
さすがにこの調子で出かけていたのでは、経済的にも成り立たないので丁度良いと自分を納得させる。
仕事帰りにバイクで走っていて、ふとあたりに懐かしい香りが立ち込める。その瞬間走馬灯のように昔の記憶が頭の中を駆け巡った・・・
さすがにこの調子で出かけていたのでは、経済的にも成り立たないので丁度良いと自分を納得させる。
仕事帰りにバイクで走っていて、ふとあたりに懐かしい香りが立ち込める。その瞬間走馬灯のように昔の記憶が頭の中を駆け巡った・・・
誰しも「匂い」や「香り」に連想記憶を持っていると思う。僕の場合、特定の香に「思い出」が連想している。
その「香り」=匂いは 金木犀の花の香り。
(人によってはトイレの芳香剤にしか思えないだろう。実際そういう人が多いので、あまり人に話さなくなっている。)
僕にとっては金木犀の花の香りは特別の存在。そのため花の状態は人より注意して見ていると思う。
金木犀が強烈に香る期間は以外に短い。また、開花している期間も長くない。あくまでイメージだが桜の花とそれ程変わらないように思う。
僕が中学生から高校1年生の間に祖母や祖父が相次いで他界した。一回忌を寺で行ったのだが、その寺の境内の庭に丸く刈り込まれた大きな金木犀の木があり、小さなオレンジ色の花々が今を盛りに香っていた。雨が降った後なのか打ち水をしてあったのか、丸く濡れた飛び石とまだ青々とした庭の木々と金木犀のオレンジ色と香りが強烈に記憶に残っている。
毎年、その年に初めて金木犀の香りに気づいた瞬間・・・
思春期だった頃の自分の感情や記憶、祖父母の思い出などが連想し、一気にノスタルジーの世界に引き込まれてしまう。
不思議だが芳香剤や、二度目の気づきではそれは起こらない。嗅覚の鋭敏さなどではなく、その場のシチュエーションやこちらの身構えの問題だろうと思う。(さすがにトイレではね・・・)
記憶を呼び覚ますトリガーは色々ある。一昨日ツーリングで出会った「まつば」などは匂いや味もそうだが、そのものの形状と名前がトリガーになって、今は親交の無くなった懐かしい人たちとの思い出を運んでくれた。
心の扉、思い出の扉を開く鍵は気づけば無数にあるんだろう。久しぶりに古いビデオや読みかけで置いてある本を読んでみようかと思う。かっこよく言えば、心の旅ができるかも知れない。
その「香り」=匂いは 金木犀の花の香り。
(人によってはトイレの芳香剤にしか思えないだろう。実際そういう人が多いので、あまり人に話さなくなっている。)
僕にとっては金木犀の花の香りは特別の存在。そのため花の状態は人より注意して見ていると思う。
金木犀が強烈に香る期間は以外に短い。また、開花している期間も長くない。あくまでイメージだが桜の花とそれ程変わらないように思う。
僕が中学生から高校1年生の間に祖母や祖父が相次いで他界した。一回忌を寺で行ったのだが、その寺の境内の庭に丸く刈り込まれた大きな金木犀の木があり、小さなオレンジ色の花々が今を盛りに香っていた。雨が降った後なのか打ち水をしてあったのか、丸く濡れた飛び石とまだ青々とした庭の木々と金木犀のオレンジ色と香りが強烈に記憶に残っている。
毎年、その年に初めて金木犀の香りに気づいた瞬間・・・
思春期だった頃の自分の感情や記憶、祖父母の思い出などが連想し、一気にノスタルジーの世界に引き込まれてしまう。
不思議だが芳香剤や、二度目の気づきではそれは起こらない。嗅覚の鋭敏さなどではなく、その場のシチュエーションやこちらの身構えの問題だろうと思う。(さすがにトイレではね・・・)
記憶を呼び覚ますトリガーは色々ある。一昨日ツーリングで出会った「まつば」などは匂いや味もそうだが、そのものの形状と名前がトリガーになって、今は親交の無くなった懐かしい人たちとの思い出を運んでくれた。
心の扉、思い出の扉を開く鍵は気づけば無数にあるんだろう。久しぶりに古いビデオや読みかけで置いてある本を読んでみようかと思う。かっこよく言えば、心の旅ができるかも知れない。
Posted by solo380 at 22:59│Comments(0)
│雑事(独り言)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。