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2010年06月08日

ようやく登場 謎のロシア船? (トリトンラドガ1)

ようやく登場 謎のロシア船? (トリトンラドガ1)
例によってオサボリを続けておりますが・・・小まめに活動は継続しております。なんせ水遊びは楽しいのですが、老体には非常に疲れるのであります。後片付けも数日必要でついついサボってしまいますが・・・m(_ _)m
まあ、寛大な目で見てやってください。ウワーン

カヤックを手に入れて以来の懸案・・・3年越しですかね・・・ようやく琵琶湖を単独横断してきました。(^_^)v



何のことは無い、新艇の進水式をするつもりで出かけました。
今回手に入れたのはシーカヤックなのでホントは海に行きたかったんですが、レンタカー借りるのがちょっとめんどくさかったのと、電車を使ったワンウェイ(行きっ放し)の旅がしたかったので、またしても琵琶湖に行きました。まあ、船の名前も湖から来てますからね。ニコニコ

ようやく登場 謎のロシア船? (トリトンラドガ1)
まずは地下鉄です。必ずエレベーターがあるので楽勝です。(^_^)v
こいつが基本ですが、エスカレーターでも問題なく使えました。(下りはちょっとビビリましたテヘッ

ようやく登場 謎のロシア船? (トリトンラドガ1)
お次はJR。新快速は意外に早いので少し見直しました。

ようやく登場 謎のロシア船? (トリトンラドガ1)ようやく登場 謎のロシア船? (トリトンラドガ1)
着いた所は滋賀県近江今津、ここで列車の切り離しが行われるので『鉄ちゃん』たちがデジカメ・・・たぶんムービーモードで撮ってました。便利になりましたね。

ようやく登場 謎のロシア船? (トリトンラドガ1)
『輪行』の人たちもいて・・・コレはこれで興味がワクワク・・・こういう旅も経験してみたいなドキッ

ようやく登場 謎のロシア船? (トリトンラドガ1)ようやく登場 謎のロシア船? (トリトンラドガ1)
ようやく登場 謎のロシア船? (トリトンラドガ1)ようやく登場 謎のロシア船? (トリトンラドガ1)
今回導入したシーカヤック トリトンのラドガ1です。
たぶん、日本じゃこいつが1号艇だと思いますが・・・どなたか同好の志をご存知在りませんか?
いや~、こいつには色々といきさつがあります。
前回の所でちょこと書いてますが、グリーンランドの火山噴火でヨーロッパの航空輸送網がダウンしていたにも関わらず、注文して一週間で届いていました。確か4月の終わり頃です。
喜び勇んで開封して・・・かなりガックリしたんです。実は注文したのは青色だったんですが、中身は御覧のように真っ赤ビックリ
さっそくクレームのメールを打ちましたが、送り返すのはめんどくさすぎるので、諦めてこのまま引き取る事にしました。2~3日もすると、赤い方が海で目立つので安全とか、神様の啓示だとか、ロシアって結構赤色使うよなとか、ハプニングは楽しまないととか・・・何だかんだで結構気に入って来ました。ニコニコ

事前情報で、組み上げるのが結構難題と仕入れていたので『組み上げ練習』をしてみる事にしたんですが・・・

結論から言うと




気楽に買うと泣きをみます(ToT)/~~~


こいつ、とんでもない問題児であります。日本じゃ商品として失格ですね。
ある程度は予想してたんですが、期待値以上の結果です。何が問題かというと・・・
ヨーロッパのフォーラムでも書き込まれてるんですが、かなりの人が組み上げられなくて困っているようです。
マニュアルにもあるんですが、『スムーズに組み上げるにはシリコンスプレーを多用しろ!』って書かれています。8回目くらいから船体布が伸びてきてスプレー無しに組み立てられるようになるようです。兎にも角にもすっごい馬鹿力が無いと組みあがりません。テヘッ
初回はリアフレームのみ挿入出来ましたが、3時間かかってもフロントフレームは入れることすら出来ませんでした。2回目はフレームの組み上げ手順を変えてみましたが、やはりフロントフレームが入りませんでした。船体布の寸法が間違ってるのかと思い、キールフレームのみを組んでみるときちんと組めます。ガーン
3回目も別の手順で再挑戦しましたが、4時間で断念しました。(ToT)/~~~
もうね、本気で捨てようかと悩んだんですよ。シーッ
5回目、『もう壊れてもいいや!』って思って足でガンガン蹴り込んだらようやくフロントフレームが挿入出来て、何とかキール(センター)フレームが組めました。ちなみにキール(センター)フレームも怖いくらいしならせないと前後が勘合出来ません。ようやく




勝った!\(^o^)/


って思ったのもつかの間・・・サイドガンネルやシートもこれまた馬鹿力で無いと組みあがりませんでした。この日は炎天下の元、6時間かかってようやく組みあがったんです。もうね、組んだだけでヘロヘロでした。(4日ほどひどい筋肉痛で悩んだくらいです。)(ToT)/

コレだけのプロセスを経てようやく琵琶湖に持ち込んだ次第です。この日は組めるまでに2時間はかかると踏んでましたが、さすがに苦労した事前練習のおかげで90分で何とか組めました。ニコニコ

いざ、出撃しようと湖面まで運ぼうとして・・・



うわっ\(◎o◎)/!


このラドガちゃん、シート位置が後方にあるせいで普通に担ぐとフロントが重過ぎて持ち上がらないんです。組み上げだけじゃなくて運用にもかなりの慣れが必要なようです。
荷物その物はデッキがベルクロ止めですのでかなりの大型の荷物でもすんなり飲み込みます。事前予想通りこいつは便利です。ニコッ
で、ようやく出撃!グー

ようやく登場 謎のロシア船? (トリトンラドガ1)
デッキにあるメッシュバッグはフェザーックラフト製です。船体色と同じ赤色が欲しかったんですが品切れで青にしました。今回は色に関してなかなか希望通り行きませんです。ZZZ…
さて、乗り味なんですが、さすがに直進性は良好です。また、極太のフレームとその独自のフレームワークから船体剛性はかなり高い印象です。何度か波で跳ねる事があったんですが、しなりも有りますが船体全体で跳ねてるようでした。
GPSで測った巡航速度ですが、僕が維持できるペースは5.5~6Km、スプリントダッシュでは意外に伸びなくて8Kmが限界でした。幅の狭いナローパドルを使ったので、パドルが原因かも知れません。
意外だったのはその安定性です。船体幅が65cmと広いので、アルフェックのボイジャーやアリュート並の安定性を期待したんですが、一時安定性はそれ程高くはありません。二次安定性は高そうで、リーン(傾斜)させてみると復元力は高めで、リーンを維持するのは結構ホネです。ただ、コーミング部分に極太のアルミフレームが有るので太腿をかけやすく、引っ掛かりは良好です。

さて進水式のルートですが、この日の天候は晴れのち曇り、北西の風が吹くとなっていました。琵琶湖は午後から強い風が吹くことが多いので、取り敢えず北上してマキノで上がろうと思っていたんですが・・・

ようやく登場 謎のロシア船? (トリトンラドガ1)ようやく登場 謎のロシア船? (トリトンラドガ1)
11時出廷だったんですが、殆んど無風でベタ凪状態です。春霞で霞んでいて、湖面は一面に空の雲を映して真っ白です。ぼんやりしていると空と湖面との境目が曖昧になって、波が来てゆれていると自分がどこに漂うっているのかハッキリしない妙な感覚に襲われます。
取り敢えずの目標が欲しくなって、竹生島を目指すことにしました。風が吹けば追い風で戻る算段です。チョキ

ようやく登場 謎のロシア船? (トリトンラドガ1)ようやく登場 謎のロシア船? (トリトンラドガ1)
以前、パフィンスウィフトちゃんで目指したときはマキノからでしたが、今回は少し遠くなって2時間半で着きました。御覧のようにやはり無風で湖面が鏡のよう・・・ですが、遊覧船がひっきりなしに来るので結構波が立ちます。ゆらゆらと結構気持ちいです。ニコッ

ようやく登場 謎のロシア船? (トリトンラドガ1)ようやく登場 謎のロシア船? (トリトンラドガ1)
ようやく登場 謎のロシア船? (トリトンラドガ1)ようやく登場 謎のロシア船? (トリトンラドガ1)
休憩と昼ごはんを食べる為に上陸しようとしたんですが、船着場は遊覧船のラッシュでとてもじゃ有りませんが近づけません。合間を縫って横切るのが精一杯テヘッ

ようやく登場 謎のロシア船? (トリトンラドガ1)
適当なくぼ地を見つけて、カヤックの上でおにぎりを頬張ります。それにしてもお尻が痛い(ToT)/
そうそう、書き忘れてましたが、ラドガちゃんのシートは以前は布切れ1枚て書きましたが、手に入れてみるとエアクッションが内蔵されてました。でもこの日は空気を入れ忘れちゃったんですよねテヘッ汗

ようやく登場 謎のロシア船? (トリトンラドガ1)ようやく登場 謎のロシア船? (トリトンラドガ1)
上陸できないので長居は無用です。おにぎり食べ終わったら速攻出発。目の前に鵜が一羽いるんですが、近づいても一向に逃げません。50cm横をかすめたんですが、平気で水浴びし始めました。禁猟区ってわかってるんでしょうね。

ようやく登場 謎のロシア船? (トリトンラドガ1)ようやく登場 謎のロシア船? (トリトンラドガ1)
午後の2時くらいになってましたが、一向に風は吹きません。琵琶湖全体が春霞にけむっています。
思い切ってこのまま横断する事にしました。ラドガちゃんは標準でラダー(舵)を搭載しているので風が吹いても何とか凌げると踏んでいました。それに戻る方が遠くに見えたんです。

ようやく登場 謎のロシア船? (トリトンラドガ1)
目指したのは長浜です。ここも上陸地点からJRの駅が近いので良く利用される場所です。
後半はさすがに疲れましたね。到着は午後4時半、5時間半乗りっぱなしはこたえましたデス。テヘッ

最後の最後に最悪だったんですが、着岸した浜辺がヘドロが溜まっていてどぶの様に臭かったんです。降りた時に足が酷い汚れと匂いに包まれるわ、新艇がいきなりドブ臭くなるわで最悪の終わり方・・・ブロークンハート

でも片付けていると、公園内という事もあり色んな人から話しかけられました。外人さん(アメリカ)の人も話しかけてきて自分もカヤッカーだと言ってました。仕事で来ているが、一度和歌山にシーカヤックをしに行くと通訳のおねいさんが言ってました。ニコニコ
あはは・・・さすがに全部は聞き取れないので(^^ゞ

ようやく登場 謎のロシア船? (トリトンラドガ1)
話し込んだせいもあり、撤収は午後6時。そのままJRへ行くと15分後に電車が来ました。

ようやく登場 謎のロシア船? (トリトンラドガ1)
ピンボケですが・・・綺麗な夕焼けでした。久しぶりに遊んだ一日でした。軽い気持ちで進水式に来たにもかかわらず、琵琶湖横断が出来ちゃったのが嬉しかったです。天候に恵まれたのが大きいんですが、かなり疲れましたが自分としてはとっても充実感がありました。ニコニコ
大津に近づくと石山駅で藤田カヌーのザックを担いだカヤッカーが一人乗り込まれてきました。確かに練習場所としては有名な所なんですが、ファルトで来る場所じゃないんです。不思議だなあと思っていたんですが、声もかけられずにそのまま山科駅で降りると・・・見知った人物がカヤックザックと共にホームに立っています。
『てっさん』と言って結構な有名人で、何度かお会いした事がある人物です。ファルトを8艇も所有しておられ、憧れのフェザークラフトのカサラノのオーナーでもあります。ブログもお持ちで結構参考にさせていただいています。ラドガちゃんも是非一度乗ってみて欲しいと思っているんですよね。他の船と比べるとどうなのか是非意見が聞きたい所です。
お話を聞くと友人と来られて本日はカサラノだったとか・・・今年の3月の月ヶ瀬ツアーでお会いした時はカサラノに載せてもらう約束をしてたので、ちょっと惜しい事した気分になりました。まあ、焦らず次のチャンスを待ちましょう。

で、本日行きつけのカヌーショップ『コウノトリ』さんのカヤックブログを覗くと・・・
何と、石山でお会いしたカヤッカーさんは琵琶湖を単独で一日で縦断された後だったようです。GPS計測で68Km・・・いやはや信じられない人です。僕は横断の20km程でボロボロになっちゃったんですが・・・
しかし、偶然にしても同じ電車で出会うなんて





世間は広い!けどカヤッカーは結構身近?(^o^)晴れ


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この記事へのコメント
おはようございます~

琵琶湖横断♪ おめでとうございます~(*^^)v
Posted by ぷっきー at 2010年06月08日 10:54
●プリンのぷっきーさん

またしてもご無沙汰しております。m(_ _)m

横断したからどうこうというものでもないんですが、やっぱりやれたことが励みになります・・・が、後の筋肉痛が辛いのなんの(>_<)
Posted by solo380 at 2010年06月09日 23:30
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