2008年08月06日
’08 北海道ツーリング 四日目① (7月21日 月 )

あいにくの空模様・・・今ひとつ目的地を絞れないまま取り敢えず近場へスタートです。
スタートしたのは7時。起床から3時間も経過しています。

撤収速度の改善が大きな課題だなあ(;一_一)
荷物広げすぎると再パッキングに結構手間取ります。コンパクト収納をやりすぎると、たたんだり縮めたりするギアが多くなるのが一つの要因ですね。何事もバランスが大切デッス。

さて、一発目に出かけたのは糠平湖を抜けて三国峠です。
僕は初めて北海道へ来た年にこの峠へ来てとっても気に入ってしまいました。以来、渡道するたびに必ず立ち寄っています。
理由は景色もそうなんですが、原生林を抜けて峠に至るまでの道がとても爽快な
超高速ワインディングなんです。(*^^)v
DJEBEL君で来た時は、その速度限界の低さから、ちびっとフラストレーションが溜まりましたが、糠平湖東岸の糠平三股林道では熊の朝食直後に出会い、有名なタウシュベツ橋が見れました。また、もう少し北上した所にあるオフロード林道を約10kmアプローチした先にある秘境の露天温泉 『岩間温泉』 では熊の姿に怯えながらもちょっとしたアドベンチャー気分が味わえます。
どちらにしても本州じゃなかなか出会えない場所なんです。
車のいない早朝がお勧めですが、鹿の飛び出しもよくあるようですので注意が必要です。途中の糠平温泉には派出所があっておまわりさんが親切です。初めて訪れた時に、豚丼のお店があって夕食を食べていると話しかけて下さり、鹿の飛び出しについて丁寧に教えてもらえました。鹿は普通2~3頭で行動するので、一匹飛び出したら必ず次がいるそうです。通り過ぎたと油断するととっても危険だと教えてもらえました。以来、その教えを忘れていません。


走り出して暫くは少し雨もぱらついていましたが、次第に雲の晴れ間から青空が時折顔を覗かせます。と、同時に峠にかかっていたガスも次第に薄くなって行きます。
ラッキイ~
なのであります。


こんな小さな写真じゃ伝わりませんが、壮大なパノラマです。遠く雨が通り過ぎる区間が見えています。
ツーリングマップルや、¥0円マップでも紹介されていますが、一大樹海は壮観な眺めです。思わず
熊さん何頭居るのかなあ?
などと考えて暫く見ておりました。この峠を降りて旭川方向へ行くと大雪湖を抜け、 『流星の滝』、『銀河の滝』 を経て層雲峡へたどり着きます。行こうかなあと考えましたが、ガスが濃いのと走ってくるライフダーが皆、雨装備を濡らしていたのでここで引き返すことにしました。
このまま道東方向を目指すのもありですが、少し時間が早すぎます。突っ走ってしまうと夕刻にはオホーツクまで出てしまう可能性がありますのでそれは走りすぎです。何よりライダーにとって美味しい所をすっ飛ばしてしまいます。
それと・・・
出来ればカヌーで釧路川を下りたい。
と思っていました。となると今夜の宿泊地は和琴半島あたりにとどめるのが理想的です。早めに着いてリサーチするのもありです。
悩んでいましたが、『然別湖』 に行った事が無い事に気づきました。ちょっとバックする工程になりますが、地図で見ればたいした距離では有りません。然別湖は冬季には氷上露天風呂が出来ることで有名です。軽い気持ちで行ってみる事に・・・ところが・・・
途中の糠平温泉から分岐する同道85号線を南下するルートですが、北海道らしくなく結構狭いワインディングです。アップダウンも激しく森の中を抜けて行きます。途中、1車線の部分もあり、思いの他ペースが上がりません。さらに・・・
凄い霧と小雨と対向車 (>_<)
引き返そうかと悔やんだぐらいです。
何とか幌鹿峠を越えて然別湖北岸キャンプ場にたどり着きました。濃霧だった事もあり、三国峠からだと1時間近くかかったと思います。
さらに暫く走り、然別湖畔のホテル群に着きました。この時には天気は回復してたんですが、湖上にはガスがかかっています。


湖畔唯一の広場というか駐車場です。カナディアンカヌーを積んだ車を発見。さらに

あれは・・・アルフェックのボイジャーか??


みやげ物店の横にカヌーセンター発見
そういえば、なんか団体さんが降りてったような・・・


カヌーハウス前で陸上レクチャーされてます。よくよく見るとお船はなんと シーカヤックではありませんか
俄然やる気が起きてきました。すかさず取って返し、カヌーセンターへ飛び込みます。(*^^)v

聞いてみると、3日前ぐらいに予約して欲しいとのことでしたが、当日の午後なら空いているとの御返事。カナディアンカヌーが基本ですが、シーカヤックもありますとのこと。リバー艇も置いてありますが、スタッフ用でレンタルは無し。調子に乗って、シーカヤックに一人で乗せてもらえないか? って聞いたんでんですが
ダメ(>_<)
って言われました。それにしても午後とは・・・かなり中途半端な時間です。待つには長すぎます。
散策しながら悩みました。




結局、1時間近く悩んじゃいましたが、天気も今ひとつですし、この先もチャンス有るかもしれません。かなり後ろ髪引かれましたが断念しました。
僕が悩んでいるうちにファルトは出発されていました。
いいなあ、自分の船なら好きな時に行けるのに・・・(-"-)
迷わずリベンジリストに追加です。
さて、思わぬ道草を食ってしまったので急いで先へ進みます。


再び十勝平野に戻って御昼ごはん。十勝って乳製品のイメージが強いですが、実はお蕎麦も美味しいです。ここは極普通の御蕎麦屋さんです。この時点では晴れていて暑い暑い・・・


途中寄った足寄の道の駅です。中にチーズ工場があり見学できるんですが、当日はお休みでした。
この町の名士(?)が出迎えてくれます。


オンネトー湖です。再びちょっと時雨れていました。晴れていれば、時間の経過と共に湖面が七色に変わると有名です。

僅かな晴れ間に見えた見事なエメラルドグリーン。


ガスって無かったら、山の方は右のように見えます。残念でした。
国立公園なので動力船は当然禁止ですが、人力船も禁止されてました。
まあ、この色見たら漕ぎ出したくなる気持ちも解からなくはありません。
さあ、阿寒湖まわって、目的地までもう少しです。
カヌー・・・出来るかなあ(*^_^*)
(天気が一向に落ち着きません
)
僕は初めて北海道へ来た年にこの峠へ来てとっても気に入ってしまいました。以来、渡道するたびに必ず立ち寄っています。

理由は景色もそうなんですが、原生林を抜けて峠に至るまでの道がとても爽快な
超高速ワインディングなんです。(*^^)v

DJEBEL君で来た時は、その速度限界の低さから、ちびっとフラストレーションが溜まりましたが、糠平湖東岸の糠平三股林道では熊の朝食直後に出会い、有名なタウシュベツ橋が見れました。また、もう少し北上した所にあるオフロード林道を約10kmアプローチした先にある秘境の露天温泉 『岩間温泉』 では熊の姿に怯えながらもちょっとしたアドベンチャー気分が味わえます。
どちらにしても本州じゃなかなか出会えない場所なんです。

車のいない早朝がお勧めですが、鹿の飛び出しもよくあるようですので注意が必要です。途中の糠平温泉には派出所があっておまわりさんが親切です。初めて訪れた時に、豚丼のお店があって夕食を食べていると話しかけて下さり、鹿の飛び出しについて丁寧に教えてもらえました。鹿は普通2~3頭で行動するので、一匹飛び出したら必ず次がいるそうです。通り過ぎたと油断するととっても危険だと教えてもらえました。以来、その教えを忘れていません。
走り出して暫くは少し雨もぱらついていましたが、次第に雲の晴れ間から青空が時折顔を覗かせます。と、同時に峠にかかっていたガスも次第に薄くなって行きます。
ラッキイ~

こんな小さな写真じゃ伝わりませんが、壮大なパノラマです。遠く雨が通り過ぎる区間が見えています。

ツーリングマップルや、¥0円マップでも紹介されていますが、一大樹海は壮観な眺めです。思わず
熊さん何頭居るのかなあ?
などと考えて暫く見ておりました。この峠を降りて旭川方向へ行くと大雪湖を抜け、 『流星の滝』、『銀河の滝』 を経て層雲峡へたどり着きます。行こうかなあと考えましたが、ガスが濃いのと走ってくるライフダーが皆、雨装備を濡らしていたのでここで引き返すことにしました。

このまま道東方向を目指すのもありですが、少し時間が早すぎます。突っ走ってしまうと夕刻にはオホーツクまで出てしまう可能性がありますのでそれは走りすぎです。何よりライダーにとって美味しい所をすっ飛ばしてしまいます。

それと・・・
出来ればカヌーで釧路川を下りたい。

と思っていました。となると今夜の宿泊地は和琴半島あたりにとどめるのが理想的です。早めに着いてリサーチするのもありです。
悩んでいましたが、『然別湖』 に行った事が無い事に気づきました。ちょっとバックする工程になりますが、地図で見ればたいした距離では有りません。然別湖は冬季には氷上露天風呂が出来ることで有名です。軽い気持ちで行ってみる事に・・・ところが・・・
途中の糠平温泉から分岐する同道85号線を南下するルートですが、北海道らしくなく結構狭いワインディングです。アップダウンも激しく森の中を抜けて行きます。途中、1車線の部分もあり、思いの他ペースが上がりません。さらに・・・
凄い霧と小雨と対向車 (>_<)
引き返そうかと悔やんだぐらいです。

何とか幌鹿峠を越えて然別湖北岸キャンプ場にたどり着きました。濃霧だった事もあり、三国峠からだと1時間近くかかったと思います。
さらに暫く走り、然別湖畔のホテル群に着きました。この時には天気は回復してたんですが、湖上にはガスがかかっています。
湖畔唯一の広場というか駐車場です。カナディアンカヌーを積んだ車を発見。さらに
あれは・・・アルフェックのボイジャーか??
みやげ物店の横にカヌーセンター発見

そういえば、なんか団体さんが降りてったような・・・

カヌーハウス前で陸上レクチャーされてます。よくよく見るとお船はなんと シーカヤックではありませんか

俄然やる気が起きてきました。すかさず取って返し、カヌーセンターへ飛び込みます。(*^^)v
聞いてみると、3日前ぐらいに予約して欲しいとのことでしたが、当日の午後なら空いているとの御返事。カナディアンカヌーが基本ですが、シーカヤックもありますとのこと。リバー艇も置いてありますが、スタッフ用でレンタルは無し。調子に乗って、シーカヤックに一人で乗せてもらえないか? って聞いたんでんですが
ダメ(>_<)

って言われました。それにしても午後とは・・・かなり中途半端な時間です。待つには長すぎます。

散策しながら悩みました。
結局、1時間近く悩んじゃいましたが、天気も今ひとつですし、この先もチャンス有るかもしれません。かなり後ろ髪引かれましたが断念しました。

僕が悩んでいるうちにファルトは出発されていました。
いいなあ、自分の船なら好きな時に行けるのに・・・(-"-)
迷わずリベンジリストに追加です。

さて、思わぬ道草を食ってしまったので急いで先へ進みます。
再び十勝平野に戻って御昼ごはん。十勝って乳製品のイメージが強いですが、実はお蕎麦も美味しいです。ここは極普通の御蕎麦屋さんです。この時点では晴れていて暑い暑い・・・

途中寄った足寄の道の駅です。中にチーズ工場があり見学できるんですが、当日はお休みでした。

この町の名士(?)が出迎えてくれます。
オンネトー湖です。再びちょっと時雨れていました。晴れていれば、時間の経過と共に湖面が七色に変わると有名です。
僅かな晴れ間に見えた見事なエメラルドグリーン。

ガスって無かったら、山の方は右のように見えます。残念でした。

国立公園なので動力船は当然禁止ですが、人力船も禁止されてました。

まあ、この色見たら漕ぎ出したくなる気持ちも解からなくはありません。
さあ、阿寒湖まわって、目的地までもう少しです。

カヌー・・・出来るかなあ(*^_^*)
(天気が一向に落ち着きません

Posted by solo380 at 01:22│Comments(4)
│ツーリング
この記事へのコメント
そうか〜、あまりコンパクションしすぎると、撤収に手間取りますねー
ふむふむ、参考になります。
カヌーは残念でしたね。またのお楽しみということで。
ふむふむ、参考になります。
カヌーは残念でしたね。またのお楽しみということで。
Posted by たそがれライダー
at 2008年08月06日 11:30

そうなんですよ、コンプレッションもやりすぎると入りきらなくなるんですよね。
長期滞在だとそれでも良いんですが、毎日移動するのが辛い。
で、あの馬鹿でかいパニアとトップケースになりましたぁ(^^;)。
実はあのケース、中身は7割も入っていません、、、、ボンボンと放り込んで落ち着いてから整理し直しも楽です。
長期滞在だとそれでも良いんですが、毎日移動するのが辛い。
で、あの馬鹿でかいパニアとトップケースになりましたぁ(^^;)。
実はあのケース、中身は7割も入っていません、、、、ボンボンと放り込んで落ち着いてから整理し直しも楽です。
Posted by ライダー
at 2008年08月06日 22:09

●たそがれライダーさん
自分じゃ一生懸命片付けているんで、実際何分かかってるかわからないんですが、”即行”でないのは確かですね。
>カヌーは残念でしたね。・・・
ホントに(>_<)でした。(泣)
自分じゃ一生懸命片付けているんで、実際何分かかってるかわからないんですが、”即行”でないのは確かですね。
>カヌーは残念でしたね。・・・
ホントに(>_<)でした。(泣)
Posted by solo380
at 2008年08月07日 07:38

●ライダーさん
出発前にジグソーパズルやって詰め込んで、初日に全部出して・・・翌朝焦り倒す繰り返しです。(^^ゞ
僕の場合大箱に変えても、使いもしない余計な物一杯詰め込んで 『満載』 しちゃうんで、結局同じです。(^^ゞタハハ
いや、道具が増えるのでさらに撤収速度が遅くなりますね。(*^^)
出発前にジグソーパズルやって詰め込んで、初日に全部出して・・・翌朝焦り倒す繰り返しです。(^^ゞ
僕の場合大箱に変えても、使いもしない余計な物一杯詰め込んで 『満載』 しちゃうんで、結局同じです。(^^ゞタハハ
いや、道具が増えるのでさらに撤収速度が遅くなりますね。(*^^)
Posted by solo380
at 2008年08月07日 07:45

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