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2006年11月26日

カウリングの修理2

カウリングの修理2
割れてしまったリアカウルの連結部をようやく修理します。
用意したものは左からアルコール、歯ブラシ、接着剤、固定用クランプ、ガムテープです。
色々な修理の仕方が有りますが、基本はお手軽に(^^ゞ
今回の目玉はこちら
カウリングの修理2カウリングの修理2
アクリル用の溶剤型の接着剤です。DIYショップや熱帯魚やさんで手に入ります。
成分は”二硫化メチレン=ジクロルメタン”です。高熱にも溶けないポリカーボネイトすら溶かします。付属のスポイトで垂らして使います。殆んど無臭ですがこいつがくせ者

もちろん有害です。

今回も作業は何段階に分けて行います。
先ずは破断面の洗浄から
カウリングの修理2カウリングの修理2
アルコールをつけてゴシゴシと・・・対になる反対側も入念にface01

カウリングの修理2カウリングの修理2
次にガムテープで固定します。普通の接着剤とは異なり、素材その物を溶かしてくっ付けますので、云わば”溶接”です。破断面に圧力が均等に加わるように立体的に固定します。(←ここがミソその1)
今回は塗装面の問題がありませんが、万一塗装面に断裂部がある場合は、”塗装面に全く隙間が出来ないように”(←ここがミソその2)しっかりと塗装面側にガムテープを貼り付けマスキングします。最終、溶剤の”にじみ”が出ますが、溶剤の垂れによる塗装面の二次被害を最小限に食い止めてくれます。この場合溶剤は裏側から垂らすことになります。

準備が出来た所で溶剤を付属のスポイトで垂らします。しかし

溶剤の流動性が非常に高く、さらに揮発性も非常に高いために指の体温だけで温まり、思いの外強い勢いでスポイトから垂れ流れてきます。(←ここがミソその3)

今回のような小規模なクラックでは1滴でも多過ぎるくらいですので細心の注意が必要です。10cmの長さのクラックでも2滴もあれば十分です。
着けすぎは”百害あって一利なし”で、周りの健全な部分を溶かしてしまうだけです。塗装面だと泣いても悔やみきれない失敗になります。(経験済みface03

カウリングの修理2カウリングの修理2
このようにクラックだけが入っている場合は、溶剤を滴下後、すばやく固定してしまいます。

カウリングの修理2カウリングの修理2
ここも同じ。少し手で開いて溶剤を滴下後にすばやく固定します。

溶剤そのものは殆んど瞬時に蒸発してしまいますが、溶かしたプラスティックはすぐには硬化しません。また厚み(深さ)もありますので、表面上乾いたからといって固定を外してしまうと、強度が足らず、すぐに破断してしまいます。face07(←ここがミソその4)
何度も繰り返すと寸法が狂ってきますので注意が必要です。僕の場合は、過去に失敗もしてますので最低でも4~5日は”安静にしてもらっています。”(^^ゞ

さて、これだけでは取り敢えず元に戻るだけですので、そのうちまた破断します。(>_<)
で、補強用のアクリル板を買ってきました。
カウリングの修理2
しかし、すぐには作業できないのでしばらくはお預けです。3次曲面が多いので、どう補強するかが問題です。乾くまでには答えを見つけておきます。

今回はこれまでです。

この先はまた後日にご報告します。m(_ _)m


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